ハリポタ聖地レドンホールマーケットの魅力!行き方・見どころ完全解説
ロンドンの歴史ある金融街「シティ・オブ・ロンドン」のビル群を歩いていると、突如としてタイムスリップしたかのような美しいアーケードが現れます。映画ファンなら誰もが息を呑むその場所こそ、映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地として世界中に知られるレドンホールマーケット(Leadenhall Market)です。
14世紀に起源を持つこの歴史的空間は、重厚なビクトリア朝建築の美しさと、現代のロンドン市民の活気が見事に共存するロンドン屈指の観光名所です。映画の舞台となった魔法界の入り口を探す巡礼ルートから、地元ビジネスパーソンに愛される名物パブ、失敗しないアクセス方法や滞在時間の目安まで、現地取材の知見をもとに余すところなく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:映画『ハリー・ポッターと賢者の石』で「ダイアゴン横丁」やパブ「漏れ鍋」の外観ロケ地として撮影された世界的な聖地。
- 要点2:1881年に再建された優雅なビクトリア朝建築が残る屋根付きアーケードで、入場無料で自由に散策・撮影が可能。
- 要点3:最寄り駅から徒歩5分圏内と好アクセス。見学の所要時間は30分〜1時間、パブやレストランを満喫するなら約2時間が目安。
【ハリポタ聖地巡礼】映画のロケ地「ダイアゴン横丁」と「漏れ鍋」の入口へ
映画『ハリー・ポッターと賢者の石』において、ハリーとハグリッドが魔法界の商店街「ダイアゴン横丁」へ向かうシーンを覚えている方は多いはずです。その記念すべきロケ地としてスクリーンに登場したのが、このレドンホールマーケットでした。重厚なアーチと美しい舗装路が織りなす空間は、CGでは再現しきれない本物のクラシックな質感を放っています。
ハリポタファンにとって絶対に見逃せないのが、魔法使いのパブ「漏れ鍋(The Leaky Cauldron)」の入り口として撮影されたスポットです。マーケット内の小路「ブルズ・ヘッド・パッセージ(Bull's Head Passage)」に位置するその場所は、映画内では黒くくすんだ扉でしたが、現在は鮮やかなブルーの外観が印象的な眼鏡店(The Glass House Opticians)として営業しています。
映画のカメラアングルと同じ位置に立ち、青いファサードを眺めると、まるでハグリッドがレンガの壁を傘で叩いて隠し通路を開く瞬間が目に浮かぶようです。現地では多くのファンが記念撮影を楽しんでおり、ロンドンにおけるハリー・ポッター聖地巡礼の定番ハイライトとなっています。
【息を呑む建築美】14世紀の起源と優美なビクトリア朝建築の歴史
レドンホールマーケットの魅力は映画のロケ地にとどまりません。そのルーツは1321年にまで遡り、もともとは肉や家禽、皮革などを扱う生鮮市場として誕生しました。ロンドンの大火(1666年)を乗り越え、長い歴史の中で市民の胃袋を支え続けてきた場所です。
現在の姿となったのは1881年のこと。タワーブリッジの設計でも知られる名建築家サー・ホレス・ジョーンズによって、壮麗なビクトリア朝様式の鉄骨・ガラス屋根構造へと再建されました。見上げると広がるのは、ガラス越しに柔らかな自然光が差し込むドーム天井と、深みのあるマルーン(えんじ色)、クリーム、グリーン、ゴールドで彩られた優美な装飾です。
英国の歴史的建造物保護指定(Grade II*)を受けている建築美は、どの角度を切り取っても絵画のような佇まいを見せます。近代的な超高層ビルが立ち並ぶ金融街の真ん中に、これほど保存状態の良い19世紀のアーケードが残されていること自体、ロンドンという都市の奥深い魅力といえます。
【グルメ&パブ】地元ビジネスパーソンが集う人気レストランとおすすめスポット
平日の夕方になると、レドンホールマーケットは観光地の顔から、シティで働くビジネスパーソンたちの社交場へと一変します。アーケード内には個性豊かなレストラン、カフェ、ワインバーが軒を連ねており、本格的なロンドン流のナイトライフを肌で味わうことができます。
なかでも象徴的な存在が、1780年創業の老舗パブ「ザ・ラム・タバーン(The Lamb Tavern)」です。階層構造になった店内にはクラシックな木の温もりが漂い、伝統的なエールビールや看板メニューのフィッシュ&チップス、パイ料理を堪能できます。天気の良い夕暮れ時には、ビール片手に屋外の通路で談笑する地元の人々で溢れ返り、活気に満ちた光景が広がります。
パブ以外にも、厳選されたチーズとワインを楽しめる専門店や、本格的なイタリアン、落ち着いたブラッスリーなど、用途に合わせた飲食店が充実しています。ランチタイムに名物のローストミートサンドイッチをテイクアウトし、歴史ある空間で手軽に味わう過ごし方も人気です。
【観光の所要時間とベストな時間帯】混雑を避けて写真撮影を楽しむコツ
ロンドン観光のスケジュールを組む際、気になるのが所要時間と訪れるタイミングです。レドンホールマーケットの散策にかかる所要時間は、写真撮影や建物見学を中心にサッと回るだけなら約30分〜45分、パブやレストランでの食事・休憩を含むなら1時間30分〜2時間程度を見込んでおくとスムーズです。
マーケット自体のアーケード空間は24時間開放されていますが、テナント店舗の営業時間は平日午前10時頃〜午後6時頃(飲食店やパブは午後10時〜11時頃まで)が中心です。目的によって最適な訪問時間帯が大きく異なります。
美しい建築やハリポタロケ地の写真をクリアに撮影したい場合は、平日の午前10時〜11時頃または土日の午前中が狙い目です。土日は休業するショップが多いものの、人通りが少なく静寂に包まれたアーケードを独り占めできるため、純粋な建築美や映画の世界観に浸りたいフォト派には絶好のチャンスとなります。一方で、ロンドンのリアルな熱気とパブ文化を体験したいなら、木曜・金曜の夕方17時以降が最高の時間帯です。
【アクセスガイド】最寄り駅からの行き方と周辺おすすめ観光ルート
レドンホールマーケットはロンドン中心部の東側、金融街「シティ」に位置しており、地下鉄(Tube)各線の主要駅から徒歩圏内という抜群の立地を誇ります。
主な最寄り駅と徒歩ルートは以下の通りです:
・モニュメント駅(Monument Station):ディストリクト線/サークル線。徒歩約3〜4分で最も至近。
・バンク駅(Bank Station):セントラル線/ノーザン線/ウォータールー&シティ線/DLR。徒歩約5分。
・オルドゲイト駅(Aldgate Station):メトロポリタン線/サークル線。徒歩約7分。
・リバプール・ストリート駅(Liverpool Street Station):エリザベス線/各地下鉄線/ナショナルレール。徒歩約9分。
周辺には、ロンドンの街並みを360度一望できる無料展望庭園「スカイ・ガーデン(Sky Garden)」や、大火の記念碑「モニュメント」、さらに少し南へ歩けば「ロンドン塔」や「タワーブリッジ」があります。午前中にレドンホールマーケットとスカイ・ガーデンを巡り、午後はタワーブリッジ方面へ散策するコースを組むと、ロンドンの新旧の魅力を凝縮した効率的な1日を過ごせます。
【レドンホールマーケット】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:入場料は必要ですか?また、日曜日も入れますか?
A1:アーケード自体は公道のようなオープンスペースのため、入場料は一切かからず無料です。日曜日もアーケード内へ自由に入場して建築や外観の鑑賞・写真撮影が楽しめます。ただし、日曜日は多くのショップやパブが休業または時短営業となるため、食事目的の場合は事前確認をおすすめします。
Q2:ハリー・ポッターに登場した「漏れ鍋」の正確な場所はどこですか?
A2:中央の広場から伸びる細い通路「ブルズ・ヘッド・パッセージ(Bull's Head Passage)」の42番地にあります。現在は鮮やかな青いペイントが目印の眼鏡店「The Glass House Opticians」となっており、店舗前で記念撮影をするファンで賑わっています。
Q3:雨の日でも楽しめますか?
A3:レドンホールマーケットは全面が美しいガラス屋根で覆われたアーケードモールのため、雨具を使わずに快適に見学やショッピング、食事を楽しめます。天候が変わりやすいロンドンの街歩きにおいて、絶好の雨宿りスポットとしても重宝します。
まとめ:歴史とシネマが交差するロンドンの隠れた至宝を満喫しよう
ロンドンの近代的な摩天楼に囲まれた一角で、ビクトリア朝の気品と映画のファンタジーを今に伝えるレドンホールマーケット。14世紀から続く市場の歴史と、1881年に生み出された壮麗な建築美、そして『ハリー・ポッター』の魔法の世界が交錯するこの場所は、訪れる人に特別な時間を提供してくれます。
壮麗なドーム屋根を見上げながら歩き、名物パブでエールを傾け、スクリーンの名シーンに思いを馳せる――そんな贅沢な体験がここには待っています。ロンドンを旅する際は、ぜひこの歴史あるアーケードに足を運び、本物のクラシック・ロンドンの魅力に触れてみてください。 (出典: レドン ホール マーケット(Yahoo!ニュース))